髭をファッションの一部として楽しむ人もいれば、毎日剃るのは面倒という人もいます。

男性らしさの象徴という見方もできますが、清潔感や毎日のお手入れを優先して脱毛を考える人が増えている傾向があります。

特にコンプレックスになっている人や、肌をきれいにしたい人は髭の脱毛に興味を持っているのではないでしょうか。

やってみたいけれどまだ迷っているという人は、できるだけたくさんの情報を集めて参考にしてみましょう。

まずは髭が濃くなってしまう原因を知り、脱毛ではどれくらいの効果が得られるのか、予備知識をつけてから決めるのもいいかもしれません。

まずは髭について知ろう

髭の脱毛を考える前に、まず髭について知るところから始めましょう。

髭は体毛のなかで頭髪に次いで太く濃い毛であり、毛穴の密集度が高いのが一般的です。

生え方や毛の太さ、そして毛穴の密度には個人差がありますが、ほかの体毛より濃いという点は多くの人に共通しています。

髭が生えてくる年齢も人によってさまざまです。実は、髭は実際に生えるわけではありません。それまでは産毛だったものが、男性ホルモンの影響で濃く太い毛に変化したものなのです。

髭はあご髭、口髭、ほほ髭と分けることができます。これらのパーツで分けて剃り方を工夫してデザインし、髭をファッションとして楽しむ人もいます。さらに、もみあげと繋げてワイルドな雰囲気にしたり、伸ばしたりする人もいるでしょう。

しかし、髭を楽しむ人もいれば、一方でコンプレックスになってしまうほど濃い人もいるのです。

髭が濃くなってしまう理由はいくつかありますが、大きく2つに分けることができます。

ひとつは男性ホルモンの増加によるもので、もうひとつは剃り方などの手入れに問題がある場合です。

髭は男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンのバランスが崩れ、男性ホルモンのほうが増えることで濃くなるといわれています。

男性ホルモンが増える原因としては、食事が肉食に偏っている場合や性的に興奮したときなどが挙げられます。

そして普段の手入れでは、剃り方や抜いてしまうことが原因になっていることがあります。

切れにくいカミソリを使ったり、シェービングクリームなどを使わずに剃ったりすると肌を傷つけやすくなります。

肌がダメージを受けると、それを守ろうとしてさらに太く濃い毛が生えやすくなるといわれています。

毛抜きで抜く行為も同様の現象が起こりやすくなり、サロンやクリニックの脱毛と違い、無理な抜き方が原因と考えられています。

髭脱毛は何回くらいから効果が表れる?

サロンとクリニックのどちらに通うか、どんな方法で脱毛してもらうかによって効果が出る回数は違います。

さらに、実際の髭の濃さなど個人差で左右される部分があるので、はっきりと回数を断言するのは難しいものがあります。

目安としては、レーザー脱毛なら5回以上で変化を感じ、7回〜10回で髭が薄くなったと実感できる人が多いようです。

レーザー脱毛に対して光脱毛やニードル脱毛は、これよりもう少し回数がかかるといわれています。

上で挙げたのは「髭が薄くなった」または「髭剃りが楽になった」と実感した時期や回数で、どこまでツルツルにしたいかという本人の希望によって回数は変わっていくでしょう。

軽く自分で剃る程度でも負担だと感じるなら、一定の効果を得られてもさらに続けるという人はいます。

違う考え方をすれば、どの程度まで薄くしたいかは自分の調整次第ということではないでしょうか。

例えば、レーザー脱毛で全体の髭を薄くする場合で考えてみましょう。

普段の手入れを簡単な髭剃り程度にしておきたいなら、7回〜10回程度行って納得できる薄さに到達した時点で様子を見るのです。

そこからは間隔を調整して脱毛すれば、一定の状態は維持できると考えられます。

髭剃りはまったくせずにとにかく肌をツルツルにしたいという人なら、毛周期に合わせて継続するというのも方法でしょう。

そして、髭の濃い人に多い悩みに、剃りあとが青くなるというものがあります。

これは回数で解決できるわけではありませんが、脱毛で軽減することは可能です。

毛乳頭からきれいに髭を除去された毛穴は、施術後に化粧水やマッサージなどで引き締めることも期待できます。

そもそも、毛穴に毛が残るカミソリ剃りとは違うので、青く見える原因の解決へとつながるのです。

適切な周期・間隔をきちんと確認

サロンやクリニックでの髭脱毛が効果的なのは、髭の毛周期に合わせて適切に施術を行うからです。

毛周期には「初期成長期」「成長期」「退行期」「休止期」があります。これを繰り返すことで毛は生え変わります。

体毛の標準的な毛周期は2カ月〜3カ月なのに対して、髭のサイクルはそれよりも早いといわれています。

髭の毛周期は1カ月半〜2カ月が一般的で、脱毛してもらう場合はほかの体毛よりも間隔が短めになると考えておきましょう。

サロンやクリニックのメニューに応じて異なりますが、髭脱毛の間隔は3週間〜1カ月を目安にしているところが多いようです。

実際に髭脱毛をしてもらうときには、最初にカウンセリングを受けます。

これはサロンでもクリニックでも同様で、初回にはカウンセリングをしてから施術を行うのが一般的な流れです。

髭の生え方や悩みの違い以外に、肌質にも個人差があります。肌へ負担をかけないためにも、施術に入る前にチェックは必要です。

カウンセリングでは、どんなことで悩んでいるのか、どの程度まで脱毛を希望しているのかを伝えましょう。

どんな方法で脱毛するかをあらかじめ考えておくのもいいですし、カウンセリングを受けてから決めるのもおすすめの決め方です。

髭脱毛に多い光脱毛やレーザー脱毛、そしてニードル脱毛にはそれぞれに特徴があります。光脱毛とレーザー脱毛はメラニン色素を利用して脱毛するという点で共通しています。

これに対してニードル脱毛は毛穴に針を刺し、微弱電流を流して脱毛するもので、料金は1本単位で計算されることが多いようです。

髭に限らず、脱毛自体をプロにやってもらうのが初めての人は、実際にカウンセリングを受けるのも勇気がいるかもしれません。

女性に見てもらうことに抵抗があるという人は、男性スタッフが対応しているところを利用してみましょう。

痛みはある?気を付けることは?

サロンやクリニックで髭脱毛をしてもらう場合でも、痛みは伴います。

その痛みは脱毛方法によって異なりますし個人差はありますが、まったく痛くないとは言い切れません。

プロに脱毛してもらうことで、回数を重ねるごとに毛の生え方は弱く薄くなっていきます。

毛が弱くなることや慣れなどから、回数が増えるたびに痛みが軽減されると実感する人が多い傾向はあります。

ところで、その痛みとはどれくらいのものでしょうか。

一般的に髭脱毛で使われているもので痛さの段階を分けていくと、1番痛みが弱いのが光脱毛といわれています。

次がレーザー、そしてニードルはこの3つのなかでは一番痛みを感じやすいとされています。

光脱毛の痛さは、輪ゴムで軽く弾く感じに近く、レーザーはそれよりやや強めといったところでしょうか。

そしてニードルは指や毛抜きでブチッと引き抜く痛さに近いという表現がよくされています。

どの方法を用いる場合でも、体調や髭の濃さ、そして本来の肌質など誰もが同じ条件ということはありません。

そのため、痛みの度合いはそれぞれで違います。なかにはほとんど痛みを感じない人もいるでしょう。

しかし、心配はいりません。

従来の機器より痛みが軽減されているものを導入しているところも多いです。

また、痛みを感じるときには出力や時間で調整したり適切な処置をしてくれたりするので、遠慮せずに相談してみましょう。

髭脱毛のときに気をつけたいことがいくつかあります。

そのひとつとして、施術を受けている期間中に自分で毛抜きなどを使って抜かないことが挙げられます。

毛穴に傷をつけてしまうと、そこから細菌が入って毛嚢炎を起こすことがあるからです。

そして、施術をしてもらう前は肌を焼かないように注意しましょう。

特にレーザー脱毛を受ける場合は、日焼け後の痛みをさらに強める可能性があります。

肌を傷めることにもつながるので、日焼けしたときには施術前に伝えておきましょう。

未成年でも髭脱毛は可能?

脱毛サロンやクリニックでは、成人に限らず未成年者への脱毛に応じているところがあります。

ただし、どこでも対応しているわけではありません。webサイトで案内されている場合が多いですが、不明な場合は電話で確認してみるといいでしょう。

ところで、未成年者の利用には注意しておきたいことがあります。

それは多くのサロンやクリニックで、親など保護者の同意や確認を条件にしていることです。

保護者の同意書があれば良いというところもあれば、カウンセリングなどでの同席を求めるところなど、対応にはばらつきが見られます。

電話での問い合わせも保護者しか受けないという場合もあるので、髭の脱毛処理をプロにお願いしたいときには、事前に保護者に相談しておくほうがいいでしょう。

未成年者でも髭の脱毛を行ってくれるところはあっても、高校生や中学生といった年齢での施術は慎重に考えたほうがいいかもしれません。

女性の脱毛も未成年に対応しているサロンはありますが、女性のムダ毛脱毛と男性の髭の脱毛ではタイプが異なると考えられるからです。

女性が脱毛する箇所はワキや腕、足、ビキニラインなどが主に挙げられます。

高校生ぐらいになれば、成人と比較して毛の生え方や量にそう大きな差は生じません。

一方、男性の髭の場合は身長があって体型がよくても、成人に比べたら太さや生え方はまだ弱いと考えられます。

とはいえ、髭の生え方には個人差があります。

年齢に対してあまりにも濃く、コンプレックスになっているようであれば、まずは保護者に相談しましょう。

それから、未成年に対応しているサロンやクリニックのカウンセリングを受けるという方法がおすすめです。

髭の悩みは個人差があるので、まずは自分の悩みを解決するには何が良いかを探り、メリットやデメリットを知ったうえで髭脱毛を考えましょう。