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ヒゲにも使える?ホントに効果ある?メンズ脱毛器の実力チェック!

自宅でヒゲ脱毛

ヒゲを脱毛したい!と思ったときにまず頭に浮かぶのは、「自宅で脱毛ってできないのか」ということだと思います。

脱毛クリームの類や家庭用の脱毛器等、様々な脱毛グッズが世の中にはありますので、なんとなく自宅でも出来てしまいそうですが、果たしてどうなのでしょうか?

家庭用のメンズ脱毛器で果たして脱毛が可能なのかどうかをメインに自宅での脱毛について考えてみます。

なぜ自宅で脱毛したいと思うのか?

ヒゲを自宅で脱毛するということにはどのようなメリットがあるのでしょうか?また、なぜ自宅で脱毛したいと思うのかを考えてみました。

1)通う手間がかからない

ヒゲの脱毛をクリニック等で行う場合、当然ながらクリニックの場所まで通わなくてはいけません。職場や学校等、生活圏内にクリニックがあれば通うことにそれほどの労力はかからないかも知れませんが、クリニックの場所が遠かったりするとわざわざ行くということになり、なかなか面倒だということは簡単に想像することができます。

その点、自宅で脱毛が出来るのであれば休日や帰宅後等、好きなタイミングで脱毛を行うことができますので、時間や労力の節約になります。

また、都市部在住であれば脱毛を取り扱うクリニックやエステサロンが多数あると思いますが、地方になると選択肢が少なくなりがちです。場合によっては、通える範囲にそもそも脱毛を施術してくれるクリニックやエステサロンが存在していない、ということも十分あり得ることです。

2)人にバレずに済む

脱毛という行為がある程度市民権を得たとはいいつつも、元々脱毛にニーズを感じていない男性や女性からみたらまだまだ脱毛をする男性というのは少数派でしょう。脱毛をしていることは周囲にはバレたくないものです。

脱毛を行っているクリニックやエステサロン等はそういった配慮もしていますので、男女で待合室が別だったり、そもそも男性専門だったりとプライバシーが守れる配慮をしているとことが殆どです。

それでもクリニックに通うところから帰宅するまでの間、誰かに会う可能性はゼロではありません。施術後は施術箇所が炎症で赤くなっていたり腫れがあったりすることもあるので、そういった配慮もする必要があったりと、ストレスになることが考えられます。

3)自宅で脱毛したほうが、費用が相対的に安くなるのでは?

医療レーザー脱毛、エステサロンでのフラッシュ・光脱毛、ニードル脱毛等、脱毛の手法によって費用が違います。そのため一概には言えませんが、脱毛をするとしたらそれなりの出費になります。

家庭用の脱毛器の価格ももちろん機種によってばらつきがあるはずなので、自宅で脱毛したほうが安くなる!と言い切れない部分もあります。しかし、交通費等も加味した場合には、自宅で脱毛できればそのほうが安くあがるということになるのではないでしょうか?

全てが当てはまる人はとても多い

主な要因を3つ挙げてみましたが、割合は人によって違うものの、この3つ全てが当てはまる人がほとんどでしょう。このような自宅での脱毛というニーズに合わせてメーカーが製品を開発し、販売しているというわけですね。

家庭用の脱毛器とはどんな機械?

家庭用の脱毛器について調べてみようとしたところ、結構な種類が発売されていることがわかりました。主な方式としては3種類があるようです。

1)フラッシュ脱毛器

これはエステサロン等と同じで光脱毛とかフラッシュ脱毛と呼ばれている技術を家庭用にした脱毛器です。数機種が存在しています。

2)レーザー脱毛器

家庭用のレーザー脱毛器はクリニックが用いている医療レーザー脱毛器と基本的に同じ技術のようです。2017年8月現在で1機種のみが販売されています。

3)シェーバー

これは毛を生えなくする、というものではなく表面に生えている毛を抜く、剃る、焼き切る、というような手段で処理するというものです。ひげ剃りとほぼ同じことなので効果は一時的なのは検証するまでもないのですが、一応あげておきます。

これらの脱毛器についてメーカーのウェブサイトや実際のユーザーのレビュー等から情報をまとめてみました。

家庭用の光・フラッシュ脱毛器では脱毛は難しい?

国内メーカーが数社製品を発売している家庭用の光・フラッシュ脱毛器ですが、家庭用の脱毛器としてはこれが主流の方式のようですね。

家庭用光・フラッシュ脱毛器の中で最も知名度があり、なおかつユーザーが多いと思われる、ケノンについて見てみましょう。

家庭用光・フラッシュ脱毛器・ケノンの主な特徴

  • 日本人の肌に合わせて開発された日本製
  • 黒い色素に反応し、毛根にダメージを与える
  • 自宅用ということもあり、出力は弱い
  • 痛みはあまり強くない
  • 費用は7万円前後、ランニングコストあり

ケノンはエステサロンが導入している脱毛器の簡易版・家庭版という位置づけという理解で良さそうですが、気になるのは出力が弱い、というところです。

そもそも、ケノンよりも出力が強いと思われるエステサロンの脱毛器であっても永久脱毛という表現は使われていません。抑毛というようなマイルドな、限定的な効果を謳っているところが多いということは、光・フラッシュ脱毛では永久脱毛は難しいということです。

それよりも出力の弱い自宅用ということになると、更に効果は限定的になってしまうということになります。

ケノンのユーザーの声を拾ってみると、ヒゲに対しては効果がない、効果が感じられない、という声が多数ありました。

効果がまったくない、ということではなく、一定以上の効果はある様子で体毛などは少なくなった、という人も多数いいます。しかし、ヒゲは医療レーザー脱毛をクリニックで受けても永久脱毛となると何度も通う必要があるくらい、しっかりとしたダメージを毛根に与えないといけない箇所です。そのため出力が弱いとなると効果も出にくい、ということになるのですね。

費用については7万円前後ですが、キャンペーンが随時行われているので実際にはもう少し安く購入することができそうです。

しかし、医療レーザー脱毛を実施しているクリニックでは、「鼻下、顎、顎下」の3箇所をセットにした5回の施術が6万円前後の費用設定が一般的です。その事実を考えると、費用が安いとも言い切れないところですね。

家庭用レーザー脱毛器 トリアはヒゲも脱毛できる?

家庭用の脱毛器で唯一のレーザー方式、それがトリアです。医療機関で導入しているレーザー脱毛器は出力が高く、脱毛効果も高いことで知られています。

トリアはアメリカ製のレーザー脱毛器で米国厚生省・FDAの認可を取得している安全性、機能性を認められた製品で2005年に日本での販売が開始されました。日本以外には韓国、カナダ、イギリス等でも販売されているとのことです。

家庭用レーザー脱毛器・トリアの主な特徴

  • アメリカ製でFDAの認可を受けている
  • 2005年から日本での販売を開始
  • 医療機関で使用している機械と同じダイオードレーザー
  • 費用は5万円前後、ランニングコストなし
  • 痛みはあるが効果もある程度期待できる

実際にトリアのユーザーの声を見てみると、「出力を最大の5に設定したところ、痛みが強いがヒゲに対しても効果がある」という声の他、ヒゲに対しても効果があるという意見が見られました。

ただ、痛みが強いという点では否定的な意見も多数ありました。これについては比較の対象にもよりますが、出力の強さからいって医療レーザー脱毛をクリニックで施術するよりはましな痛みではないかと思われます。

費用は5万円前後の設定に対して割引などがあり、実際には4万円から5万円の間で購入することができそうです。ケノンの場合は光を照射する部分がカートリッジ式になっており、寿命があるためランニングコストが発生するというものでしたが、トリアの場合は交換が必要なパーツもなく、ランニングコストは考える必要がないようです。

家庭用の脱毛器のデメリットは?

家庭用の脱毛器のなかからケノン、トリアの2機種について情報を見てみましたが、ケノンについてはヒゲに対しての効果において否定的な意見も多く見られます。また、トリアについてはヒゲにも効果があるという意見が多い反面、痛みが強いという意見も同様に多いという結果でした。

では、家庭用の脱毛器を使用して自宅で脱毛することのデメリットはどのようなことが考えられるでしょうか?

デメリットその1.安全性

医療機関で医療レーザー脱毛の施術を受ける場合、安全性については信頼性が確保されていると考えて良いでしょう。しかし家庭用の脱毛器は出力が弱いとは言え、毛根にダメージを与えるという仕組みを取っている以上、無理をすると皮膚にもダメージも与えてしまう可能性があります。

医療機関であれば万が一皮膚にダメージが出た場合でもきちんとしたケアの体制が整っていますが、自宅でなにかあった場合には自己責任となります。

デメリットその2.時間がかかる

医療用レーザー脱毛器の出力であればヒゲの永久脱毛ができるとして、それよりも弱い出力の家庭用の脱毛器で同等の効果を得ようとした場合、同じ回数の施術では同じ効果は得られないと考えるのが普通です。おそらくは何度も脱毛を行う必要があると思われます。

また、クリニックやエステサロンで使用する脱毛器と比較すると、家庭用の脱毛器の照射面積は小さくなっています。そのため、脱毛したい面積をカバーするためには何度も照射しなくてはならず、おのずと時間がかかってしまいます。

満足な結果を得ようとすると、かなりの時間を要するということを覚悟する必要がありますね。

通える範囲に医療レーザー脱毛ができるクリニックがない場合の選択肢

家庭用の脱毛器について見て来た結果、効果は医療機関やエステサロンで導入している脱毛器よりも限定的になるものの、ある程度の効果があるという結論になります。しかし、費用や所要時間、安全性等を考慮した場合には、積極的に選ぶべき手段とは言えないというのが筆者の意見です。

まずは医療レーザー脱毛を施術してくれるクリニックを探し、カウンセリングを受け、安全かつ効果的な脱毛をする、というのが間違いのないヒゲ脱毛方法です。

どうしても近くで脱毛してくれるところがない、という場合に限り、家庭用の脱毛器という選択肢が見えてきます。その場合にも、デメリットについて認識した上で購入を検討してみて下さい。

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