コラム

顔の脱毛をする時に知っておきたい5つのこと

顔脱毛

近年では脱毛とは女性だけの悩みではなく、男性も思い悩むようになってきました。

西洋文化の影響や美意識の変容により、体毛を処理することがエチケットとして一般化しつつあるからです。

そんな中、特に顔の脱毛については困っている男性が多いのではないでしょうか。

顔は体の中でも特に目立つ部分である一方で、肌がデリケートなために脱毛への恐怖が生まれてしまいます。ずっと脱毛をしたくてもためらっている男性は多いでしょう。

ここでは、ダメージを抑えつつ顔の脱毛を成功させるために注意したいポイントを5つに分けて紹介していきます。

脱毛クリームでもできる?

脱毛にはさまざまな方法がありますが、なかでも、手軽な脱毛法として多くの人の支持を集めているのが脱毛クリームを使った方法です。

脱毛クリームとは、体毛が濃い場所に塗りこむことで、毛が抜け落ちていくという便利なクリームです。

カミソリを使った脱毛でありがちな面倒臭さ、剃り残し、カミソリ負けなどを避けられるうえ、脱毛後の肌の美しさも高評価のポイントです。

体質さえ合うのであれば、脱毛クリームは初心者でもできる脱毛として、強くおすすめできます。

しかし、脱毛クリームを使ってよいか迷ってしまうのが顔です。特に男性は髭やうぶ毛の濃さに悩まされている人が多く、いっそ脱毛をしたいと考えているケースもあるでしょう。

確かに、髭は剃っても剃っても青髭として残ってしまう人がいて、大きな悩みの種です。

すべすべの肌を手に入れられれば、どんなに気持ち良いかと考えるのも自然な流れです。

そんなときは、顔用の脱毛クリームを手に入れて使うようにしましょう。

通常の脱毛クリームを顔に塗っても脱毛効果を得ることはできます。

しかし、顔に塗ることを前提として作られていないので、刺激が強すぎて痛みや腫れが起こる可能性もあります。

メラニンを刺激し、黒ずみが出てくることもあり、そうなるとなかなか消えません。

体毛よりも対処が難しい肌の問題が生じてしまうのです。

顔用の脱毛クリームであれば繊細で柔らかい顔の肌に合わせて作られているので、痛みや腫れが起こる可能性は低くなります。

また、塗りすぎにも注意し、指示通りの適量を使用するようにしましょう。

脱毛クリームとは量に比例して効果が現れるというタイプのアイテムではなく、決められた手順を守って愛用することが大切です。

グッズの選択を間違わず、正しい使い方ができるのであれば、脱毛クリームを顔に使用することは有効な美容法となるでしょう。

脱毛クリームを使う時の注意点

顔に脱毛クリームを塗るときの注意点としては、顔用のアイテムを用意し、さらに念のためパッチテストを行うことです。

脱毛クリームには相性があります。ある人にとっては全く問題のないクリームであっても、ある人にとってはアレルギーを引き起こす原因となります。

まず、少量を取って顔の一部に塗り、時間をおきます。

もしもアレルギーがあれば、赤くなったり、痒みや痛みが生まれたりしますので、すぐに洗い流しましょう。

問題がないようなら、説明書を読み、手順通りに脱毛クリームを使用します。

使用の際には、洗顔をていねいに行い清潔な肌に塗るように心がけましょう。

理由としてはまず、汚れがクリームの浸透を邪魔し、効果を半減させる可能性があることです。

次に、汚れと混じることによって肌荒れの原因になることもあります。

多少面倒に思えるときでも、洗顔をせずに脱毛クリームを塗るのは止めておきましょう。

髪の毛に脱毛クリームが付着するのも望ましくない状況です。

髪が脱毛クリームをふき取ってしまうだけでなく、髪が傷んでしまうこともありえます。

前髪が長い人、ボリュームが多い人は髪をまとめるなどの工夫をしてから脱毛クリームを塗るようにしましょう。

汗は脱毛クリームの天敵です。汗によって脱毛クリームが洗い流されてしまうと効き目が現れなくなります。

塗ってからしばらくは室内の気温を下げたり、外の空気を入れたりするなど、汗が流れにくい状況を作り出しましょう。

脱毛クリームが肌に浸透するまでは外出も控えておいたほうが無難です。

そして、万が一、脱毛クリームのトラブルを察知した場合にはすぐに使用を止めるようにしましょう。

「脱毛したいし、これくらいなら大丈夫だろう」と思うような肌トラブルでも、継続して使うことで被害が広がることもあります。

取り返しがつかなくなる前に、ダメージを抑えたほうが賢明です。

サロンでの脱毛の種類

セルフ脱毛で思うような効果が得られない、脱毛してから毛が復活しないようにしてしまいたい、そこまで考えている人には脱毛サロンがおすすめです。

セルフ脱毛と比べればコストはかかりますが、その代わり専門家のアドバイスのもと、大きな効果がある方法で脱毛をすることができます。

脱毛サロンで実施されている施術のうち、代表的なものの一つが光脱毛でしょう。

どうして光を当てることで脱毛になるのかというと、サロンで使われている光は顔の中でもメラニン色素だけに反応するものを使用しています。

メラニン色素とは黒い物質を形成する材料なので、つまり、顔の中でもうぶ毛や髭だけに反応します。

結果、毛を根元から焼き切り、すべすべの肌が手に入るのです。

光脱毛を行った直後には、何の効果があったのかよく分からないという人もいるでしょう。

しかし、毛根が損傷した毛は数日のうちに抜け落ちていきます。

一度きりの施術では完璧に脱毛することは、難しいでしょうが、回数を重ねることで見違えるほどに美しい肌が手に入るのです。

レーザー脱毛もサロンで行う施術として広く知られています。

レーザー脱毛もメラニン色素に反応して、毛を焼き切るという点では光脱毛と似ています。

ただし、効果は光脱毛よりも強力で、永久脱毛を行いたい人、コストがかかってもいいから早く脱毛を終わらせたい人はレーザー脱毛を選ぶ傾向があります。

この他、機材を使って毛を抜いたり、ワックスを塗って毛を引き剥がしたりする方法もありますが、主なところでは光脱毛やレーザー脱毛の名前が多く挙げられるでしょう。

ただし、光脱毛やレーザー脱毛であれば確実に脱毛が成功するというわけでもなく、サロンの技術によっても結果は変動します。

実際に施術を受ける前に深く話を聞いて、信頼できる施設を見つけてから脱毛を行いましょう。

髭脱毛は痛いの?

髭脱毛を行うとき、男性が心配になるのは「痛みがどれほどか」という点ではないでしょうか。

というのも、男性は髭を自分で抜くときの痛みを簡単に想像できるからです。

サロンでは光やレーザーによって毛根を破壊するといいますが、全くダメージがないわけではなく、不安からサロンに通うことをためらっている男性も少なくないでしょう。

結論から言えば、人にもよりますが、ある程度の痛みは覚悟しておいたほうがよさそうです。

「ある程度」という書き方になってしまうのは、サロン側の技量や個人の状態によって痛みの程度が大きく変わるからです。

ベテランスタッフで機材の扱い方が上手い人であれば、少しチクチクする程度で時間が過ぎていきます。あまり気にならないという男性もいるでしょう。

しかし、技術が拙い人になると火花で顔をあぶられているような痛みが走ることもあります。

そのため、評判の良いサロンを見つけることは店に通い続けるためには必須だといえるでしょう。

顔の状態も痛みを左右します。

もともと肌が荒れている人、肌が乾燥している人は施術中の痛みが増すと考えられます。

また、髭のボリュームが多いときも痛みがあるため、顔のコンディション次第で痛みは変わると覚えておきましょう。

術後にもヒリヒリした感触が残りがちなのが脱毛です。

そんなとき、お風呂やシャワーでいつも通りに肌をお湯につけると痛みが増してしまいます。脱毛を行った直後には、お風呂の温度はぬるめにして、なるべく顔を刺激から守るように工夫しましょう。

セルフ脱毛でカミソリや脱毛クリームを使ったときも、相性次第で痛みが起こることはあります。

正しい方法で脱毛を行っているかをチェックし、なるべく肌が疲れていないときに脱毛を行うようにすると、少しでも痛みが起こる確率を減らせるでしょう。

痛みは軽くできる?

脱毛の痛みを和らげるにはいくつかの方法があります。

まず、顔をなるべくきれいにしてから脱毛することです。

汚れのない状態だとカミソリや電動シェーバーの滑りもよくなり、肌荒れを防げます。

脱毛クリームを塗ったときでも、腫れを抑えることができるでしょう。

サロンで光脱毛やレーザー脱毛を施してもらうときにも、きれいな状態のほうが、メリットが大きいといえます。

毛穴にゴミがたまっていたり、肌が乾燥していたりすると、光が反応してしまい、痛みが強くなります。

また、髭もきれいに剃ってからサロンに行くようにしましょう。

毛のボリュームが多いとそれだけ焼かれる量も多くなるので、火傷をしやすくなるからです。

「サロンに行くから髭はそらなくていい」のではなく、「サロンに行くからこそ髭を剃る」という発想が肝心です。

そして、肌の状態を少しでも良くするために、前日はたっぷりと睡眠を取り、お酒も控えるようにしましょう。

アルコールは肌から水分を奪い、乾燥の原因を生み出します。

脱毛に限らず、美容には大きな影響があるので、注意が必要です。

どうしても痛みが怖いという人は医療レーザー脱毛を受けることをおすすめします。

医療レーザー脱毛は医療行為として認可されているので、麻酔を使った施術を行うことができます。

施術中も痛みを感じずに過ごせるので、恐怖は和らぐことでしょう。

そして何よりも、脱毛グッズの注意書きや、専門家の指示に反した行動を取らないことです。

特に、セルフ脱毛の場合には手順を飛ばして自分なりのやり方で脱毛を行いがちです。

しかし、デリケートな部分である顔の脱毛は、他のパーツ以上に細心の注意が求められます。

脱毛に成功したとしても肌の状態が悪くなり、腫れやシミが目立ってしまうのは本末転倒です。

健康的に脱毛を成功させるためには、注意点を無視せず慎重に行うことが重要なのです。

自分にあった脱毛方法を選び、正しい手順でツルツルの肌を手に入れましょう。



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